楽天カードの利用可能額は、支払日に支払いが完了すれば、原則として翌日から回復します。しかし、中には利用可能額が回復しないケースもあります。
楽天カードの利用可能額が回復しないことで、急な出費に対応できなくなったり、買い物ができなくなってしまいます。
この記事では、楽天カードの利用可能額が回復しない理由と対処方法を、詳しくお伝えしています。
トラブルを防ぐためにも、ぜひ最後まで読み進めてください。
クレジットカードの利用可能額は、支払い限度額から現在の利用額を差し引いたものです。
しかし、場合によっては利用可能額が思うように回復しないことがあります。これにはいくつかの理由が考えられます。
クレジットカードの利用可能額が回復しない主な理由は、以下の5つです。
順に詳しく説明します。
楽天カードの利用可能額は、審査によって決定します。この審査では、カード利用者の支払い能力や信用情報が重視されます。
支払いの遅延または未払いがあると、カード会社は利用者の支払い能力に問題があると判断し、利用可能額の回復を制限することがあります。
支払いが遅延または未払いになった場合は、すぐにカード会社に連絡して、遅延料金の支払いなど、必要な対応を行いましょう。遅延料金の支払いを済ませると、利用可能額が回復する可能性があります。
楽天カードに支払いを行ったにもかかわらず、利用可能額が回復しない場合があります。決済システムの処理に、時間がかかっている場合です。
銀行の休業日やカード会社の処理システムによっては、数日かかることもあります。
支払いを行ってから数日経っても利用可能額が回復しない場合は、カード会社に問い合わせてみましょう。
オンラインショッピングや海外取引など、一部の取引は即時には確定しないことがあります。これらの取引が確定するまで、利用可能額は正確に反映されないことがあります。
例えば、オンラインショッピングで商品を購入した場合、商品が発送されてから利用可能額が減少します。また、海外でクレジットカードを利用した場合、利用金額がカード会社に届いてから利用可能額が減少します。
楽天カードの利用明細を確認することで、利用可能額が回復していない理由を確認することができます。
楽天カードの利用可能額が回復しない理由として、カード会社による利用限度額の調整が考えられます。
カード会社は、顧客の利用履歴や信用情報に基づいて、利用限度額を調整することがあります。利用限度額が調整されると、利用可能額も減少します。
新たな借入やローンを組んだ場合も、カード会社は利用限度額を減額することがあります。利用可能額を回復したい場合は、楽天カードに利用限度額の増枠を申し込む必要があります。
参照元:「クレジット契約の新ルール/政府広報オンライン」 https://www.gov-online.go.jp/useful/
不正利用の疑いがある場合、カード会社は保護措置として利用可能額を制限することがあります。
例えば、カードの利用状況に不審な点があった場合や、カードの紛失や盗難が報告された場合に、カード会社は利用可能額を制限します。
セキュリティ関連の問題が原因で利用可能額が制限されている場合は、カード会社に連絡して確認しましょう。カード会社から指示された対応をすることで、利用可能額が回復する可能性があります。
楽天カードの利用可能額が回復しない場合の対応策は、次の3つです。
順に詳しく解説します。
楽天カードの利用可能額が回復しない場合、まずは楽天カードのカスタマーサービスに問い合わせましょう。
カスタマーサービスに連絡することで、利用可能額が回復しない具体的な理由を確認することができます。
カスタマーサービスに問い合わせる際には、以下の情報を準備しておくとスムーズに問い合わせることができます。
最近の支払い履歴や利用履歴が分かる資料があると、より正確な原因を特定しやすくなります。
楽天カードの利用可能額が回復しない場合、支払い状況を確認してください。支払いが遅延している場合、利用可能額が回復しないのは当然です。
支払い状況を確認するには、以下の手順で行います。
支払い状況を確認して、支払が遅延している場合は、速やかに支払いを行います。
楽天カードが支払い状況を確認した後に、利用可能額が回復します。
楽天カードの利用可能額が回復しない場合、利用履歴を確認して、未確定の取引がないかを確認します。
未確定の取引は、売り上げが確定していないため利用可能額から差し引かれます。
例えば、利用可能額が10万円で、未確定取引が2万円の場合、実際に利用できるのは8万円となります。
未確定取引がある場合、確定を待つ必要があります。
楽天カードの利用可能額が回復しない理由には、支払いの遅延や未払い、支払い反映の遅れ、未確定の取引、カード会社による利用限度額の調整、セキュリティ関連の問題が考えられます。
支払いが遅れた場合、すぐに楽天カード会社に連絡し、遅延料金の支払いを行う必要があります。
遅延料金を支払うことで、利用可能額が回復する可能性があります。また、支払いの遅延は信用情報に影響を与えるため、迅速な対応が重要です。
支払い後に利用可能額がすぐに反映されないのは、カード会社の決済システム処理の遅延が原因であることが多いです。
特に銀行の休業日や週末を挟むと、反映に数日かかることがあります。数日経過しても反映されない場合は、カード会社に問い合わせが必要です。
楽天カードの利用可能額が回復しない場合は、上記の5つの理由を確認してみてください。それでも回復しない場合は、楽天カードに問い合わせてみましょう。
問い合わせは、楽天カードの公式サイトから可能です。また、電話やチャットでも問い合わせを受け付けています。
問い合わせをする場合、利用可能額が回復しない原因を把握しておくと、スムーズに解決につながります。利用明細や引き落とし履歴などを、確認しておくとよいでしょう。
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