楽天カードは便利な反面、使いすぎのリスクも潜んでいます。
そんな方におすすめなのが、カードの限度額を下げることです。限度額を下げれば、使いすぎることなく、計画的に楽天カードを利用することができます。
この記事では使いすぎる前に賢く対策できる、楽天カードの限度額を下げる方法について詳しく解説しています。
ぜひ最後まで、読み進めてください。
楽天カードの限度額は、利用状況や収入などに応じて設定されています。
使いすぎるリスクを軽減したい場合や、計画的にクレジットカードを利用したい場合は、限度額を下げることも有効な手段です。
楽天カードの限度額を下げる2つの方法(e-NAVIと電話)について、それぞれの手順、メリット・デメリット、注意点などを詳しく解説します。
楽天カードの限度額を下げる手続きは、楽天e-NAVIにアクセスすることで簡単にできます。
楽天e-NAVIで、限度額を下げる手順は次のとおり。
楽天e-NAVIを使うと、24時間いつでも変更手続きをすることができます。画面を見ながら、簡単に操作できるメリットがあります。
大きなデメリットは無いですが、ログインをする時に「楽天e-NAVIのパスワード」が必要になります。パスワードの管理が苦手な方は、向いていないかもしれません。
楽天カードのカスタマーサービスに電話をかけて、限度額を下げる方法もあります。
カスタマーサービスで変更する手順は、次のとおりです。
カスタマーサービスを利用すれば、電話で直接オペレーターに相談できます。操作に不安な方でも安心です。
電話手続きのデメリットは、繋がりにくい時間帯があることです。また、利用時間が限られていて、基本的には土日・祝日は利用できません。
楽天カードの限度額を下げることには、大きなメリットがあります。主なメリットは、次の3つです。
限度額が低いと、計画外の大きな買い物ができません。自然と節約意識が芽生え、無駄遣いを減らすことができます。
無駄遣いを減らすことで、毎月のお金が貯まりやすくなり、将来の不安を減らすことができます。
また、限度額を下げていると、計画的に借入を管理できると判断され、将来の住宅ローンや車のローンなどの審査に有利に働きます。
例えば、限度額を現在の100万円から50万円に下げると、借入に対する計画性が高いと評価され、ローン審査が通りやすくなる可能性があります。
万が一、カードが不正利用された場合でも、限度額が低ければ被害を最小限に抑えることができます。
例えば、限度額を10万円に設定すると、不正利用されても被害は最大10万円までとなり、大きな損失を防ぐことができます。
楽天カードの限度額を下げることは、家計管理の改善や衝動買いの抑制に役立ちます。
事前にリスクを理解し、適切な対策を取らなければ、思わぬトラブルに繋がる可能性があります。
一番大事なのは、緊急時の金銭的な備えです。楽天カードの減枠を行うと、ショッピング枠やキャッシング枠が減少します。
そのため、急にお金が必要になった時の、対策が必要になります。
まず生活費3ヶ月分以上の貯蓄があるか、確認してください。
また緊急時には家族や友人からの借り入れや、短期融資などの代替手段を考えておきましょう。現金、デビットカード、プリペイドカードなどを準備しておくことも大切です。
楽天カードの限度額を下げようとした際に、減枠ができない場合があります。
この問題に直面した場合でも、適切な対処法を知っていれば、自分の財務状況を改善し、楽天カードを管理することが可能です。
減枠できない主な理由は、次の4つです。
順に説明します。
楽天カードで利用枠を減らす申請ができない理由は、いくつかの条件をクリアしていないからです。
例えば、楽天カードでは、入会後6ヶ月以内は減枠申請を受け付けていません。
過去に減枠申請を行い、6ヶ月以内に再度申請している場合も、受け付けられない可能性があります。
この制限には、理由があります。利用枠を頻繁に変えると、カード会社がユーザーの信用度を正しく判断しにくくなります。また、枠の変更は管理にもコストがかかるため、頻度の制限は必要です。
楽天カードの利用可能枠を減らすことができない理由は、減枠可能な枠を既に超えている場合です。
楽天カードは、ショッピング利用可能枠の最低額を10万円に設定しています。すでに利用可能枠が10万円以下である場合、減枠手続きはできません。
使いすぎ防止の意味で限度額を下げたいなら、支出を管理するための手段を別に考える必要があります。たとえば、支出管理用のアプリの使用や、カード利用回数の自主的な制限などです。
参照元:「クレジットの基礎知識」 https://www.pref.tokushima.lg.jp/shohi/
楽天e-NAVIのメンテナンス中は、カードの利用限度額の調整や請求情報の確認など、オンラインサービスが利用できなくなります。
システムメンテナンスはシステムを最新の状態に保ち、利用者の利便性やセキュリティを守るための重要な作業です。
メンテナンスの情報は、楽天カードの公式サイトで確認できます。
緊急の場合は、メンテナンス終了後にアクセスするか、必要に応じてカスタマーサポートへの連絡を検討してください。
楽天e-NAVIのメンテナンス中はオンライン手続きができないので、メンテナンスの終了を待つしかありません。
上記以外の場合や、上記を試しても減枠手続きができない場合は、楽天カードに問い合わせてください。
楽天カードの限度額を下げるには、e-NAVIまたは電話で申請できます。e-NAVIではログイン後、各種設定から「ご利用可能枠の減枠」を選択して希望の限度額を入力します。
電話の場合はカスタマーサービスに直接連絡して、手続きを行います。
楽天カードの限度額を下げるメリットには、無駄遣いの防止、将来のローン審査に有利になること、不正利用のリスクを減らすことがあります。
限度額が低いと計画外の大きな支出を避けることができ、貯金がしやすくなります。
限度額を下げる前には、緊急時の資金繰りに備えることが重要です。
減枠するとショッピング枠やキャッシング枠が減少するため、急な出費に対応できるように生活費3ヶ月分以上の貯蓄を確保しておくことが望ましいです。
楽天カードの限度額を下げることは、無駄遣いを防ぎ、計画的にクレジットカードを利用する上で有効な手段です。
限度額を下げる前に、事前に確認すべき点や、減枠できない場合の対処法も理解しておきましょう。
楽天カードの限度額を下げることで、家計管理を改善し、将来のローン審査にも有利に働きます。
ぜひ、今回ご紹介した内容を参考に、ご自身の状況に合った限度額を設定し、賢くクレジットカードを活用してください。
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