楽天カードの引き落とし日は、毎月27日です。しかし、銀行口座を確認しても、お金が引き落とされていない...。
そんな経験は、ありませんか?
実は銀行口座に残高が十分にあるのに、引き落としが無いケースは意外と多いのです。
この記事では、楽天カードの利用金額が引き落としされない3つの理由と、放置した場合に発生するペナルティについて詳しく解説します。
さらに、引き落としされないことから生じるトラブルを、未然に防ぐための対策も紹介しています。
ぜひ最後まで、読み進めてください。
楽天カードを利用していて、銀行口座に残高があるのに引き落としが行われない場合、次の3つの理由が考えられます。
順に詳しく説明します。
楽天カードの支払いが引き落とされない場合、まず考えられるのが登録している銀行口座情報の誤入力です。
楽天カードに登録した銀行口座の番号、支店名、口座名義などの情報に誤りがあると引き落としができません。
例えば、口座番号の1桁を誤って入力していると、楽天カードは存在しない口座番号に利用金額の請求を行います。その請求は有効にならず、支払いが滞る問題が発生してしまいます。
楽天カードに口座情報を登録する際は番号や名前のスペルなど、細部まで正確に入力し、登録を確定させる前には必ず確認を行ってください。
楽天カードの公式サイトから、次の手順で登録した口座情報を確認できます。
入力後に間違いに気付いた際には速やかに修正を行い、不明点があれば楽天カードのカスタマーサービスに相談するようにしましょう。
楽天カードで引き落としが行われない場合、口座の引き落とし制限が原因である可能性があります。
銀行が口座に設けている制限で、口座の種類や利用状況によって、1日に引き落とせる金額の上限が設定されています。
給与や年金が振り込まれる口座は制限がないことが多いですが、普通預金や当座預金口座には限度額が設けられている場合があります。
口座の引き落とし限度額を超えると、楽天カードの支払いが行われません。たとえ口座に十分な残高があっても、制限額を超えている場合は引き落としができないのです。
ごく稀なケースですが、残高があるのに楽天カードのシステムが、残高不足と誤った判断してしまうことが原因になることがあります。
複数の自動引き落としが重なる、月末などに発生することがあります。
同時に引き落としが発生した場合、システムはこの状況を口座残高不足と誤認識し、引き落としをスキップしてしまうのです。
引き落とし前に口座残高を確認しておき、予定されている自動引き落としの合計額を上回る金額を口座に確保しておきましょう。
可能であれば、複数の引き落としが集中しないように、スケジュールを管理し調整をしましょう。
万が一、引き落としがスキップされた場合は、速やかに楽天カードのカスタマーサービスに連絡し、問題解決を図る必要があります。
楽天カードの支払いが残高があるにも関わらず、引き落としされなかった場合の対処方法を3つ紹介します。
順に詳しく説明します。
楽天カードでは、初回の引き落としができなかった場合、翌営業日に自動的に再引き落としが行われます。
そのため、焦って対応する必要はありません。まずは翌営業日を待って、引き落としの状況を確認すれば大丈夫です。
引き落とし口座に残高が不足していても、以下の金融機関の場合、翌日以降に自動的に再引き落としが行われます。
再振替サービスで問題なく引き落としが完了すれば、特に手続きを行う必要はありません。
再振替サービスが利用できない金融機関の場合や、再振替サービスで引き落としが再度失敗した場合は、楽天カード指定の口座への振込が必要となります。
自動音声専用ダイヤルを利用して、入金手続きの受付を行うことができます。
この方法は24時間365日いつでも利用可能で、迅速に対応できるメリットがあります。
電話番号:0120-30-6910 (24時間対応) ※通話料無料
入金の手順は、次のとおりです。
振込口座、金額を確認し、指定した振込日に振り込みを行います。
コンビニ振込は振込依頼書を利用して、近くのコンビニで直接振り込みを行う方法です。入金手数料は、コンビニによって異なります。
振込依頼書は、楽天カードからの再引き落としが失敗した場合に郵送されます。
コンビニATM、コンビニ店頭のどちらでも振込が可能です。また、銀行の窓口やインターネットバンキングでの振込も可能です。
銀行口座に残高があるのに引き落としがされなかった場合、放置していると次のようなペナルティが発生します。
順に説明します。
引き落とし日の翌日から完済までの期間に対して、ショッピング利用分は年率14.6%、キャッシング利用分は年率20%の遅延損害金が発生します。
遅延損害金は、日割りで計算されます。そのため、引き落としが遅れた日数が多いほど、遅延損害金の金額が大きくなってしまいます。
たとえば、引き落とし日の翌日から10日後に入金した場合、ショッピング利用分は14.6%×10日/365日×請求額=約0.4%の遅延損害金が発生します。
クレジットカードの引き落としが3回連続で滞納した場合、利用制限がかけられる可能性があります。
支払いが滞ることは利用者の支払い意欲に疑問符が付くため、カード会社にとって、リスクと判断されるからです。
利用制限がかかると、カードが利用できなくなり、買い物や公共料金の支払いなど、様々な場面で支障をきたします。
利用制限を解除するには遅延損害金を全額支払い、カード会社に利用制限解除を申請する必要があります。利用制限解除までには、通常1〜2ヶ月程度かかります。
参照元:「クレジットカードの不正利用や債務から身を守るために/経済産業省」 https://www.meti.go.jp/policy/
引き落としができなかった場合、信用情報機関に事故情報が登録されます。
事故情報はクレジットカード会社や、金融機関などの信用情報機関に登録される情報で、クレジットカードの利用状況や返済状況などを記録しています。
事故情報は、5年間記録されます。
事故情報に登録されると、信用情報が悪くなり、クレジットカードの審査に通りにくくなったり、金利が高くなったりする可能性があります。
また、自動車ローンや住宅ローンなどの借入審査にも影響する可能性があります。
引き落としができなかった場合は、できるだけ早く入金して、事故情報の登録を防ぐことが重要です。
放置すると長期的に信用情報に傷が残り、様々な場面で不利益を受ける可能性があります。迅速な対応で、信用情報の悪化を防ぎましょう。
楽天カードの引き落としがされない理由は、口座情報の誤入力、口座の引き落とし制限、そして口座残高不足の誤認識が考えられます。
銀行口座の引き落とし制限は、銀行が口座に設定している1日に引き落とせる金額の上限です。
口座の種類や利用状況によって異なり、この制限額を超えると、残高が十分であっても楽天カードの支払いが行われません。
引き落としがされなかった場合の対処方法には、再引き落としを待つ、自動音声専用ダイヤルでの入金、コンビニでの振込があります。
これらの方法を用いて、引き落とし問題を解決することができます。
楽天カードの引き落としがされない場合、原因を特定し適切な対応を取ることが重要です。
口座情報の誤入力、引き落とし制限、口座残高不足の誤認識などが原因として考えられます。
引き落としされない状態で放置すると遅延損害金の発生、カード利用制限、信用情報への登録などのペナルティが発生する可能性があります。
迅速な対応でトラブルを未然に防ぎ、快適に楽天カードを利用しましょう。
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