【判明】住宅ローンを楽天カード払いできない理由【ポイントを貯める代替あります】

マイホーム購入は人生における大きな買い物の一つです。しかし、頭金や諸費用に加え、毎月の返済も大きな負担となります。

 

そこで注目されるのが、ポイント還元率の高いクレジットカードで住宅ローンを支払う方法です。

 

しかし、住宅ローンをクレジットカード払いにできるケースは限られており、楽天カードでも現在は対応していない状況です。

 

この記事では住宅ローンが楽天カード払いできない理由と、住宅ローンの支払の中でお得に楽天ポイントを貯める方法について詳しく解説しています。

 

マイホーム購入を検討されている方は、ぜひ参考にしてください。

 

 

 

【判明】住宅ローンを楽天カード払いできない理由【ポイントを貯める代替あります】

 

クレジットカードで住宅ローンの支払いができないのは、金融機関側の事情が主な理由です。その理由は、次の3つです。

順に詳しく説明します。

 

理由①:金融機関の手数料負担が増えるため

住宅ローンの支払いをクレジットカードで行うと、金融機関側は高額な手数料を支払わなければなりません。クレジットカード会社に対して決済手数料が発生するためです。

 

一般的にクレジットカード決済の場合、販売金額の2~4%程度がカード会社へ支払う手数料となります。

 

例えば、住宅ローンの残高が1,000万円だとすると、決済手数料は20万円から40万円になります。この手数料は大きなコストになるので、金融機関は負担をしなくないと考えます。

 

また、一括で支払う場合でも、支払い金額が大きいほど手数料率が高くなる傾向にあります。そのため、長期的に見れば金融機関の手数料負担は莫大な金額になってしまいます。

 

このコスト増を抑えるためにも、クレジットカードでの住宅ローン支払いは制限されています。

 

理由②:住宅ローンは担保付き融資であるため

住宅ローンとクレジットカードの融資形態は根本的に異なり、それが金融機関がクレジットカード払いを制限する理由となっています。

 

住宅ローンは、購入する家屋や土地自体が担保となる融資です。

 

つまり、借り手が返済を怠った場合、金融機関は最終的にその担保物件を差し押さえる権利を持ちます。このように、金融機関のリスクは担保物件によってある程度カバーされています。

 

クレジットカード払いは、担保がない

一方、クレジットカードは無担保の融資です。借り手に返済能力がなくなれば、クレジットカード会社には具体的な担保がありません。

 

クレジットカード会社の回収リスクは、非常に高くなります。

 

そのため金融機関は、担保付き融資である住宅ローンをクレジットカードの無担保融資に組み込むリスクを避けたいと考えます。

 

また、クレジットカード払いを認めた場合、金融機関が担保物件に抵当権を設定する際に、カード会社にも同等の権利が発生する可能性があります。このような権利関係をめぐるトラブルを避けたい狙いもあります。

 

金融機関がクレジットカード払いを制限しているのは、無担保融資と担保付き融資を明確に区別し、リスク管理を適切に行うためなのです。

 

理由③:総量規制の対象になる可能性がある

住宅ローンは多額の借り入れとなるため、金融機関ではローン総量を適切に管理する必要があります。総量規制の対象とならないよう、ローン総量を細かく管理しています。

 

一方でクレジットカードの利用残高は、随時増減する性質があります。

 

住宅ローン残高にクレジットカード残高が含まれた場合、ローン総量の管理が非常に困難になる可能性があります。

 

さらに、クレジットカードの現金化にともない、ローン総量が一時的に大きく増加するリスクもあります。金融機関ではこのようなリスクを回避したいと考えているのです。

 

また、ローン総量が法定上限を超えた場合、金融当局から是正勧告や業務停止命令を受ける可能性もあります。

 

適切な総量管理を行うため、住宅ローンとクレジットカードは明確に区別して管理していく必要があるのです。

 

 

住宅購入で楽天ポイントを貯める4つの方法【関連費用・税金をカード払いにする】

 

住宅購入の際、楽天カードのポイントを貯める方法があります。

 

直接住宅ローン返済にはできませんが、関連する費用や税金をカード払いにすれば、ポイントを賢く貯められます。お勧めする方法は、次の4つです。

順に詳しく説明します。

 

①火災保険・地震保険を楽天カード払いにする

住宅を購入する際は、火災保険や地震保険への加入が必須です。火災保険や地震保険の保険料を楽天カードで支払うことで、多くのポイントを貯めることができます。

 

楽天カードでは、利用金額100円につき1ポイントが貯まります。

 

保険期間が長ければ長いほど、ポイントは累積していきます。年払いであれば、毎年ポイントが貯まるメリットがあります。

 

楽天ポイントが効率的に貯まる

たとえば、火災保険料が年間30,000円の場合、楽天カードで支払えば300ポイント貯まります。5年間の保険期間であれば、合計1,500ポイントが貯まることになります。

 

さらに、地震保険を合わせて契約すれば、より多くのポイントを獲得できます。

 

保険会社によっては、一括払いのみカード払いが可能な場合もありますが、年払いであれば毎年確実にポイントが貯まるメリットがあります。

 

火災保険や地震保険の保険料を楽天カードで支払うことで、ポイントを効率的に貯めることができるのです。

 

②生命保険・団体信用生命保険を楽天カード払いにする

団体信用生命保険は、住宅ローンの団体借り入れ時に一括で払う保険です。保険料は数万円から数十万円程度と高額になります。この保険料を楽天カードで支払えば、多くの楽天ポイントが貯まります。

 

住宅購入を機に個人で新たに加入する生命保険についても、楽天カードでの支払いが可能です。契約初年度の高額な保険料を、楽天ポイントで還元することができます。

 

さらに生命保険は長期の契約期間が一般的なので、継続して楽天カード払いができればポイントも長期的に貯まり続けます

 

一時払いか分割払いかによりポイント付与率が変わるケースもあるので、事前によく確認しましょう。

 

③固定資産税等の税金を楽天カード払いにする

住宅を購入する際は、それに伴い固定資産税どの税金が発生します。これらの税金は高額になる可能性があり、楽天カードで支払えば大量を獲得することができます。

 

多くの自治体で固定資産税のカード払いが可能になっており、納税時期に楽天カードで支払えばポイントが付与されます。税額が数十万円単位になることもあり、大変お得です。

 

都市計画税や特別土地保有税なども対象となるケースがあり、税額の合計でさらにポイントが増えます。

 

また自動車税なども同様にカード払い可能な場合があり、併せてチェックしてみましょう。

 

④楽天銀行で住宅ローンを組む

楽天銀行の住宅ローンを利用すると、ローン実行時にポイントが付与される特典があります。最大50万ポイントもらえるケースもあり、大変お得です。

 

さらに住宅ローン残高に応じて、年間最大6万ポイントが付与される制度もあります。ローン残高が大きいほどポイントが増えていく仕組みです。長期的に見れば大量のポイントが貯まります。

 

ただし、金利手数料が割高になる場合もあるので、他の金融機関と比較検討する必要があります。しかし、ポイントを考えれば、楽天銀行の住宅ローンはメリットが大きいと考えられます。

 

 

住宅ローンのクレジットカード払い Q&A

住宅ローンの支払いにクレジットカードが使えないのはなぜですか?

クレジットカードで住宅ローンを支払うと、金融機関には高い手数料負担が発生します。

 

そのため、コスト増を抑える目的で金融機関はクレジットカードでの支払いを制限しています。

 
住宅ローンとクレジットカード融資の違いは?

住宅ローンとクレジットカード融資の最大の違いは、住宅ローンが担保付き融資であるのに対し、クレジットカード融資が無担保融資である点です。

 

住宅ローンでは、返済不能時には担保としての家や土地を金融機関が差し押さえることが可能ですが、クレジットカード融資にはそのような担保がありません。

 
住宅購入時に楽天ポイントを貯める方法はありますか?

直接の住宅ローン返済に楽天カードを使用することはできませんが、関連費用や税金を楽天カードで支払うことでポイントを貯めることが可能です。

 

火災保険、生命保険、固定資産税等の支払いや、楽天銀行で住宅ローンを組むことがお勧めの方法です。

 

楽天カードで住宅ローンが払えない理由:まとめ

残念ですが、住宅ローンを楽天カード払いにすることはできません。

 

しかし、ポイントを貯めながら住宅ローンを支払う方法はいくつかあります。この記事内で紹介した方法を参考に、自分に合った方法を見つけてみてください。

 

保険や税金の支払いを楽天カードでできることは、あまり知られていません。ぜひ実行してください。

 

マイホーム購入は、長い人生の中でも大きな買い物です。住宅ローンを賢く利用し、お得にポイントを貯めながら、お得にマイホームを手に入れましょう。

 

 

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